スマイリーオレンジと私

オレンジ精油の香りは、年齢も性別も関係なく、誰もが親しみやすい香り。

嗅いだ瞬間笑顔になることから、“スマイリーオレンジ”と言われることも。

そんなオレンジ精油さん×10、心安らぐひと時を運ぶために旅立ちました。

ちょっと誇らしげに見えるのが面白い。

行ってきます!みたいな。

このオレンジ精油は医療現場へと入っていく訳ですが、

私自身が直接関わる訳ではなく、【橋渡し】といった感じです。

香りを運ぶお手伝い。


アロマセラピストを志したのは医療の現場を知った体験があったからで、

その頃医療現場に介入するセラピストを目指したことを考えると、

今回の出来事はとても感慨深く。

オレンジの精油を10本ご用意した、ただそれだけなのですが、とても嬉しかったです。

大学生の頃、なりたくてなりたくて夢見た職業。

その現場を体感するために、小児病棟へボランティアしに行っていました。

卒業まで続けたものの、夢は諦めました。

でも。

そこでの日々、そこからの日々、すべてのことがアロマへの道につながっていたのです。

それを思えば、今日の日は本当にちょっとした一区切りみたいな感じなのかも。


(小児病棟でのことはまた別の記事にしてみますね)


ただ。


実は、今でもそこ(医療現場に介入するセラピスト)を目指してるのかと言われたら、ちょっとうーん?と考えてしまいます。


もちろんそういったご依頼があれば引き受けることを考えるかもしれませんが、色んな事を学ぶうちに、精油の専門性を高める事に焦点が当たり、精油の事を深く理解する/それを伝える事が出来るセラピストであること、それが最優先になりました。

(当たり前のはずなのに、そうなれる環境が整っていないのがこの世界。)


そんな精油の専門性が高いセラピストであるために大切にしたいことは、

ご依頼に合わせて自在に香りを作り出し、提案出来る力があること。


植物が産み出す香りを束ねて、依頼に合わせて自在に香りを作りたい。


クライアントの心身のお悩みにあわせたその人だけの香りも、

サロンや店舗のイメージを作り上げる香りも、

コンサートのテーマに合わせた香りも、

ウェディングで一生の思い出になる香りも、

季節に寄り添う香りも。


精油の持つ薬理作用と香りの力で、求められるものを提案したい。

色んな想いと香りを繋げて、紡いでいきたい。

そんな想いがベースになって屋号には“アトリエ”という言葉が入っています。


ですから、病院やクリニックの受付での香り作りであったり、

こういう患者様にはこういう香り、看病で疲れてるご家族の方にも肩の力を抜いてもらうためにこんな香りが良いと思いますとか。

いつか、そんな形で医療と関われるようになれたら一番の理想かもしれません。

そんな日が来たら、きっとそれは原点と今の私が繋がる瞬間。


今よりもっと色んなことが吸収出来るだろうし、もっと良いものを提供出来るようになれる通過点になって、新しい目標も生まれるだろう。



—アロマセラピストは精油の専門家でなければならない—


恩師の言葉を胸に、


初心忘れるべからず、ではなく


全てを糧に、今の自分のベストの感じ方/考え方を反映させていきたいなぁと思う日々。