カカオ豆に恋して

いつの頃からか、ショコラの魔法にかかっています。

具体的にどの位前なのか気になって、冬になると毎年読むこの雑誌の発行年数を確認したら2005年。


11年も前!?


ということは、私は大学生になった頃には確実に魔法にかけられていた。

確か高校生の頃から舞台を観に東京に行くようになり、大学生になると頻繁も増えて、食べ物も楽しむようになった。大学生って大人の楽しみを覚える最初の一歩で楽しかったなぁ。そんなこんなで、名古屋にはないパティスリー、ショコラトリー、ブーランジュリーに心奪われるようになったのだ。

(と同時に、何もない名古屋に落胆していたっけ。)


そもそも大学ではフランス語専攻しようかと思うくらい、高校生の頃から欧州の文化にあこがれていたなぁ。もし、そうなっていたとしもどの道ショコラの魔法にかかっていたでしょう。

本質が、食いしん坊だもの。


そんな私は、始めの頃はそれこそ宝石のように美しいボンボンショコラに夢中だった。

最初に覚えたのは、ジャンポールエヴァン。

一粒でケーキ一個に匹敵する価格に驚きつつ、一口食べて広がる世界観に魅了された。


下の写真はジャックジュナンのもの。今年お初。

やっぱりね、一粒で世界観が広がる小宇宙なのはボンボンショコラ。


でも、私はボンボンショコラの魔法よりも、衝撃的な現実に出逢ってしまった。

私の中でのショコラ革命が起こるくらい、殴られたような、あの時の気持ちは今でもはっきりと覚えてる。


ベルナシオンのマンディアン。

私にタブレット、そしてカカオ豆の素晴らしさを教えてくれて特別な存在。


当時私が抱いていた板チョコの概念を覆す洗練された華やかな見た目、

カカオのパーセンテージが高い=苦いを覆す味と香り。


見て衝撃、食べて衝撃。

あぁ、それなのにマンディアンがきちんと分かる写真が手元にない。

うっかり。

ちなみに、左奥に写ってるタブレットの前から2番目がそれです。

(非常にわかりにくい> <;)

2016年度の宝物♡


それからというもの、毎年欠かさず購入。

(あ、でも1回くらいかな、入荷しない年があった!

 再開したかと思ったらパレドールだけだったり、

 ベードゥリヨンなんてこじゃれた名前に変わったかと思えば、戻ったり。

 翻弄されたわ^^;)


それ以降タブレット熱が来る訳ですが・・・

タブレットならなんでも良い訳でなく、カカオの風味を損なうことなく、

最大限に生かしつつ、ボンボンショコラに負けない小宇宙なタブレットが好き。

そうなると、カカオ豆からこだわって作るタブレットに限る訳です。


そんなこんなで出逢ったのが、ボナ。黄緑色の子。

カカオ豆の産地別でクーベルチュールを作る、シングルオリジン発祥の老舗。

産地別でラベルカラーが違って、目で見ても楽しい。

ここは本当に香り高くてやみつき。


ショコラの魔法を溶かしたのはショコラのもととなるカカオ豆の香り。

その香りに恋して、焦がれて、年に1度逢える時が楽しみなわけなのです。


じっくり楽しもうっと。