エレガンス、とは

ジバンシィ創設者、ユベール・ド・ジバンシィ氏が亡くなったニュース。

91歳と長生きとは言え、やっぱりさみしいなぁ。


どうしてさみしいのかなって考えてみたんですけどね。


私のファッションに対する、

これが素敵と思うその一番背景にあるエッセンスはたぶん、

彼の影響が大きいからかなぁと。


それは、

オードリーの盟友であり、彼女をミューズとして沢山のファッションを

生み出してきたから。


そうなのです、

私もオードリーに影響を受けた一人です。

熱烈なファンという訳でもないのですが、やっぱりね、素敵ですよね。

「女性は身につけるものでエレガントになるのではなく、

 どのように身につけるかでエレガントになるのだ」


byジバンシー




これを付ければ、

これを着れば、

これを持っていれば。。


そんなアイテムありきのスタイルは、

スタイルとして確立しない。



私がすてきと思うものを。

私が身に纏えば、私になる。

そうして醸し出される雰囲気が、ある一つの方向性になったりする。

その一つが、エレガント。



その反対側も然り。

エレガントでありたいと願うから。

在りたいスタイル、つまり生き方がエレガントだから、デザインもエレガント。

私が生み出すものが、エレガントな空気を纏っている。

それが、ジバンシー氏ということだろう。


つくづく、ファッションはライフスタイルであり生き様なのだ。

ご本人が俳優さんのような格好良さ。

そして醸し出される気品と情熱。


ジバンシィ氏はフランスのデザイナーの中でも特に貴族的な存在で、気品や完璧なマナーで有名だった。ジバンシィ氏はフランスの上流家庭に生まれ、
当初は法曹の道へ進むはずだった。
しかし、第2次世界大戦の終わりに家族を説得し、服飾への情熱を追求する道を選んだ。

GIVENCHYWEBサイトより


ジバンシイのコンセプトは「エレガンス」という言葉に凝縮されます。
これは、1952年、ユベール・ド・ジバンシィがパリにオートクチュールメゾンを開いて以来、
どの時代においても変わらないことです。
ファッション界に旋風を起こし、
グレース王妃やジャクリーヌ・ケネディ、オードリー・ヘップバーンをも惹きつけた
ユベールのスタイル。
それは、貴族的な洗練性にカジュアルとシックを融合させた斬新なものでした。
変化し続ける女性のライフスタイルにあっていて、
革新的ながら誰もが着ることのできるデザイン。
ユベールは「エレガンス」が普段着にもなりうると証明したのです。
ジバンシイが考える美しさとは、女性一人ひとりが、自分らしさ、
自分がどうありたいかを選び取ることで表現されるものなのです。
ジバンシイのスタイルは、貴族出身のユベールが持つ精神とフレンチ・シックに
オードリーの可憐な奔放さを掛け合わせることによって築かれたのです。


「オートクチュールは美容外科医のように女性の欠点を消し、
シルエットを洗練させるが、女性がドレスを着た時、
いかにも作られたように見えてはならない。人の手が触れたように見えてはならない」
外見だけを整え、マネキンのように服を身につけているのではなく、
内面に豊かな感情や個性、知性があって、外面と内面が調和していること。


「エレガンスの秘訣は、あなたがあなた自身であること」
というユベールの言葉が表すように、エレガンスを時に大胆に、
時に官能的に、豊かな感情や強い意志、個性をもって美しく表現できる人。


美しさを表面的に捉えるのではなく自分の内面に正直で、
自分自身の美しさに誠実な女性こそが、
21世紀のジバンシイが考えるエレガンスの進化とも言うべき理想的な女性像なのです。

「エレガンスの秘訣は、あなたがあなた自身であること」


これって簡単そうで、難しい。

なぜなら私が私のままでいること、実は怖いことだから。




外の評価を気にしたり、

嫌われないように、

問題が起こらないように、

他人に迷惑かけないように。


そうやって社会の常識ベースで生きてきたから、

その自分の中に出来上がったルールを覆すことは、

ある意味タブー。


でも、そんな息苦しさの中で生きるのは

ちっともエレガントじゃない。


誰にどう思われるかという他人視点で人生を生きるのではなく、

自分がどう思い、どう行動するかという自分を中軸にした人生の構築。


内面を大事にし、その声に従い、生きていく。

そうして初めて、内面と外見が調和して、私になる。

自分らしく在れるのだ。



だから実のところ、自分を大切にできれば、

自分らしく在ることは怖いことでもなんでもない。

怖さって、自分の握りしめているルールをなくすことが、

今までの自分を否定することになるかもしれないという

大いなる勘違いか、

未知の領域に踏み出す前触れ、

どちらかなのだと思う。


そう思うと、何を怖がっているんだろうって

ちゃんちゃらおかしいんだけど、


怖さを見ない振りして表面を綺麗に取り繕うより、

怖さを感じながら 、それでもその中で進んでいこうという心持ちで

失敗しながらも自分に正直で在る方が、よっぽど魅力的。



自分をごまかさない、偽らない。



図らずも、前回の記事も

自分らしく在ることの大切さ、パワフルさ、をひしひしと感じる映画の感想だったか。


ちょっとした気づきに繋がったので、

また続きを書くかもしれません。


可愛く、エレガントに。

私も私の理想を体現しよう。


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