雨のきらめき、香りにのせて


前回の記事でも書いたように、

音楽の世界観があると、より香りの表現がしやすくなるので、

つい音楽を思い浮かべて調香したりしています。


何かテーマがある時、
近い音楽があると、より方向性が定まります。

(私の場合です〜)




少し前に
雨の日も憂鬱じゃなく、むしろ素敵な演出になるくらいの、

そんな風に感じられる香りがあったら、雨の日も好きになる。



そう思って調香するのに
イメージしたのは、

中川晃教さんが生放送のラジオで歌った、
Walking in the rain という曲。


これは、

ミュージカル beautifulの中に出てくる、

実在するアメリカの作曲家バリーマンの1曲。

ミュージカルに向けて作曲したのではなく、

元々1964年に発表されたもの。


でも、
当時発売された原曲より、
You tubeで出てくるブロードウェイの劇中歌より
(検索して色々聴いてみた)、


何よりも


このラジオでの特別アレンジの
アッキーの歌声が素晴らしいのです。



歌の間、

雨のしっとりした情感や、
雨粒のきらめき、
透明な空気感。


全てが目の前に現れて。


すごーくすごーく素敵です。



だから、
そんなイメージを大事に大事にして、
1つの香りを作り上げました。
使用したのは

レモン、
グレープフルーツ、
ユーカリラディアタ、
メイチャン、
ゼラニウム、
ラベンダーハイアルティチュード、
サイプレス、
ベチバー


雨のきらめきをシトラスで、
そこにより澄んだ透明感を出すために
メイチャンを、
ラベンダーとサイプレスでしっとり感、
でもしっとりさせすぎず
きらきらと流れるイメージを
ユーカリで。

歌の甘さはゼラニウム、
雨の日に感じる土のにおい、
でも湿度を感じさせすぎないような、
そして全体の支えにもなるようにベチバー。

こんなイメージで組み立てました。






ちなみに、アッキーがラジオで歌った

特別バージョンのWalking in the rainは

このyoutubeページの、5時間12分38秒のところから始まります。


(生歌披露なので、終了後にミュージカル俳優さんたちがわちゃわちゃしてます。笑

 ファンには嬉しい、楽しい雰囲気です。)



ちなみに、ブロードウェイのオリジナルキャストの原曲はこちら。

デュエットパートもあって、曲の雰囲気が変わります。



雨のきらきら感よりも、

歌っている二人の気持ちの高揚感の方が、

すっと入ってくるので、

こちらを表現しようとするとまた違う香りになるよな、

なんて思ったり。



たとえば、

ベチバーでなくサンダルウッドにする、

さらにオレンジをプラスして、甘やかな雰囲気にしたりするとか。



こんな風にして、

イメージや音楽の世界観を香りにのせようと

あれこれ思案するのはとっても楽しく、
そしてトレーニングにもなるので、
ブレンドテクニックをあげたいアロマセラピストさんにはオススメです!


ぜひお気に入りの一曲で試してみて
下さいね。