ようやく

鼻をかすめた香りは、春を告げる花のもの。

沈丁花は、姿より先に香りに気が付く。香りを辿って、姿が見える。

母が、道ばたに落ちていたものを連れて帰ってきた。

茎がほとんどなく、どの花瓶に水を張っても水に触れない・・・

急遽、京都の骨董店で購入した明治か大正の時代のガラスのおちょこを代わりに。

そうしたらぴったり。

これで、お花もお水にも届くから一安心。

顔を近づければ、春の香り。


長い冬から、春へ。

植物も移り変わるように、私の心も大きな変化が。

ちょうど昨年のこの時期辺りから、【自分の本質をみつめて自分らしく在る】ために、

ただひたすら、内側と対峙してきた訳ですが。


ここにきて、行き止まり感というか、

体調不良もあいまってどうしたら良いのか途方にくれて・・・


それでも、辛くても悲しくても格好悪くても。

世間の言うダメ人間であったとしても。


ただひたすら、自分を見つめることを諦めなかった。


ノートに自己開示というべきか、

とにかく気が付いたこととか、自分が不満に思っていることの根本は何かとか、

何でもかんでも。


掘り下げたり、掘り下げなかったり。

分けもなく響く歌の歌詞を書き連ねたり。


今日も、ひたすら書いていたら、

気が付いてしまったんです。

自分が何から目をそらしていたのか。


一年かけてようやく。

そうしたら、いきなり物凄い睡魔に襲われて眠りました笑


家族と夜ご飯を食べ、

突然、世間で良く言われる【自分がどう在ってもしあわせ】の感覚がふっと湧いてきたんです。


今までも十分幸せだったし、そう思ってきたけれど、

本質の部分と言うか、根っこの部分というか。


心の芯の部分というか、

しあわせであるなら温かそうなイメージだけど、そうではなく、

かといってクールな訳でもなく、

例えるなら、まんまるで無色透明なクリスタルボールを手に入れた、

そしてそれがハートの真ん中にあって、

もうそれは揺るぐ事がない。


そんな感覚。


また少しずつお話していけたら良いな。

きっとこれから、ようやく、変化するだろう。

1年かけた自己革命、スタートしていたと思っていたらまだ準備の段階だった模様。

ようやくスタートです!!

香りのお仕事も再開させて、ようやく、春です。