香りを創る

今週末のアロマティックセルフメディケーションの資料作りも終わり、

一息つきたいけれど何だか休憩しても心ここに在らず・・・

こんな時は香りだ!とばかりにブレンディング。

母の寝室用。

最近寝付けなくて・・・ということだったので、眠りのサポートとなる香りを創ります。


話を聞いて、ブレンドの軸を定めます。


ポイントは

①眠るまでが長い、眠ったら割としっかり眠れる。

②爽やかだけど、甘さが欲しい。


この2点。

①は、副交感神経が優位になって睡眠体制になるのに時間がかかるということ。

つまり、交感神経を落ち着かせて副交感神経が働きやすい体内にするのを、

起きている状態から手伝う必要があるということ。


②は、使う人の好みに仕上げなければ意味がないので、これも重要なポイントです。


そうして完成したブレンドは、


・オレンジスウィート

・グレープフルーツ

・ユーカリラディアータ

・フラゴニア

・ラベンダーハイアルティチュード(真正ラベンダー)

・フェンネルスウィート

・フランキンセンス


まずは“ゆっくり深い呼吸”を促す働きのあるフランキンセンス、

心身を鎮静させる働きの高い真正ラベンダー。


ここに、母のリクエストにはなかったけれど、

女性ホルモン様作用のあるフェンネルスウィートを加えることで、

更年期ならではの悩みにアプローチすることにしました。

フェンネルの香りは、②の甘く爽やかを表現するにも適しているので、

この3つはすんなり決まり、ここから母のしっくりくる香りに仕上げるための

香り選び/香り創りのスタートです!


甘さや爽やかさを出し、眠りにつくのにリラックスさせるのには親しみやすい

柑橘の香りも役立ちます。

今回は甘さが際立つオレンジに、

甘くさせすぎないグリーンな苦みのあるグレープフルーツ。


そこに、フラゴニアを加えることで、

トップノートとミドル/ベースノートの間を繋ぎつつ、

優しい甘さと爽やかさを産み出します。

また、フラゴニアには女性ホルモン調整の働きがあるため、

ホルモンバランスの乱れからくる不眠にも役立ちます。


ここで、もう少し爽やかでもよいということだったので、

ユーカリラディアータを加え、爽快感をプラス。


こうして母用の睡眠サポートの香りが出来ました!

香りも気に入ったとのこと^^


実はこれ、昨日のうちに作り早速使ってもらったのですが、

いつもに比べて眠りに入るのも早かったそうで、

そのリピートを作るのを、私の気分転換にしちゃったのです!


落ち着きがある中にも爽やか〜な香りなので、

まだ夕方ですが眠くならずにすみます。

これが鎮静×鎮静×鎮静・・・・の重ーい香りだと、

今頃デロデロに眠くなってることでしょう。。。


たぶん、この心地良い爽やかさが呼吸を整え、

リラックスに向かう身体には鎮静に、

まだ活動をしている人には集中を保つサポートをするのかなと

思っています。


精油には相反する働きを持っている、

つまりバランスをとっていってくれるので、ブレンド次第で活用の幅が広がるのも、

アロマセラピーの魅力だなと感じています。


話がそれてしまいましたが、

使うタイミングはお風呂に入る前からディフューザーで焚いておいて、

お部屋に香りを広げます。


でも、これは私の母の場合。

人によって精油はもちろん、使うタイミングや方法を変えた方が効果的であるので

参考までにしてください^^

あと、セラピストとして伝えることは、

お風呂上がりはTVも消し、スマホにも極力触らず、

眠る体制を整えてることの大切さ。

出来れば体温が下がるまでの間はダウンライトで光の刺激も

弱ーくしていくと理想的かな、と思います。



眠りにくい方は、香りのチカラを取り入れつつ、

心身を“スイッチオフ”にもっていく、環境に身を置くことも

実践してみてくださいね^^